わらじ多過ぎ問題

J事務所の沼にハマり続けるオタク

ピルを飲んでみようと思う

 


これから始まるライブ月間(6・7・8月)に向けてピルを飲み始めることにしました。
何でピル?生理痛酷いの?とか思われがちですが、そうではないのです。
ライブ当日に丸被りしそうなんです。
DPFはギリ大丈夫かな~?って感じだけれども、京都大作戦とロッキンは完全アウト。オワタ。
ロッキンはまだしも京都大作戦なんてなぁ…被ったら地獄になることは火をみるよりも明らかなんですわ。
金曜日前のりして観光しよ~♪とかウッキウキなのに、被ってしまったら…アアアアア…恐ろしい…
と言う事で、生理日をずらす作戦を決行しようと思い立った次第。

まずネットで色々調べてみると「生理日をずらす」というのは、プロのスポーツ選手とかの間では
かなりメジャーな手法らしいですな。ふむふむ。
たしかに水泳の選手とかは試合日に被ってしまったら一大事だよね。えらいこっちゃ。
だから前もってピルを飲んで本来の生理開始日を早めたり遅らせたりしてるのだとか!

「ほーん、ピルってやつを飲めばライブの日に被らないように調整できるんか~」
と言う事が分かったので早速ピルについて詳しく調べる事に。


…思ったより種類多いのね(白目)
「低容量ピル」が一般的?らしいけど、「超低容量ピル」というのもあるそうな。(「中容量ピル」もあるね!)
あとは「1相性」とか「3相性」とかね…。うーん、よく分からない。
というか副作用(吐き気・頭痛・血栓症のリスク増)とかあるんだ。こわい。(血栓症てなに)

手っ取り早く産婦人科に行く事にしました。
人生初の産婦人科ですよ…!産婦人科って妊婦さんしか用のない場所だと思ってました。
まぁ、妊婦さんだけに関わらず避妊に失敗した人とか生理不順とか
生理痛が重いとか色々な悩みを抱えた女性を救済してくれる場所なのでしょうね。
だから自分みたいに「ライブに被るの嫌だから生理のタイミングずらして欲しいな~」とか
自分勝手極まりない人間が行っていい場所なのかと、しばらく考えてました。
いやしかし、ライブに被るのは自分にとって一大事であり不安の種でもある。
その不安を取り払ってもらいたい!と思ったので意を決して行ってみる事にしました。

とりあえず県内の産婦人科から「ピル」を処方してくれそうな病院を絞り込んでみると、
「近ぇ…」と思わず独り言を呟いてしまうほど職場の近くに2件ほどありました。
片方に至っては「徒歩5分」嘘だろ。こんな近くに産婦人科なんて見たことないぞ?
会社の窓から確認してみます。

普通にありました。

ということでこちらの産婦人科に電話をしてみることに。

自「あ、もしもし~そちらでピルって処方されてますか?」
受「はい、ございますよ。」
自「初診なんですけど処方して貰うことって出来ますか?」
受「診察してお話してからでしたら処方できますよ。」
自「あ、そうなんですね~ちなみに午後の受付は何時までですか?」

前もってHPを見て時間は確認していたのですが、念のため聞いてみました。

受「えーと、受付は…17時までですね。」

え?HPに17時半て書いてあったやないの。
(終業時刻が17時15分なのでそこから向かっても間に合うと思ってた)

自「…17時ですか?じゃあ17時までに受付を済まさないと駄目ということですよね?」
受「はい、そうなりますね」

オ、オワタ~オワタよ~~
まさかの時間違い。うぅ…時間変わるのは良いけどHPの方も修正しておいて欲しいなぁ~。
ということで1件目の産婦人科は玉砕しました。

気を取り直して2件目に。
ここはHPに18時半までって書いてあったよ。(長い!すごい!働く!)

自「もしもし~ちょっとお伺いしたいんですけど、そちらでピルって処方されてますか?」
受「はい、処方してますよ。」
自「初診なんですけど処方して貰えますか?」
受「そうですね~先生とお話してから処方という形になりますね」
自「なるほど。ちなみに受付って何時までだったら大丈夫ですか?」
受「18時半まででしたら大丈夫ですよ。あ、でも初診でしたら30分前には来てくださいね。」
自「分かりました~それでは今日の17時半頃に伺います。」
受「はい、お待ちしております。」

よかったああああああああああああああ!HP通りの時間だった!
18時半までやってくれるのとても有り難い…。
どうしても仕事帰りだと間に合うか間に合わないかハラハラしてしまうけど、
かなり余裕をもって行くことが出来ましたぞ。

夕方だからそんな混んでないだろうなと思いつつ、院内に入ると

待合室に誰も居ぬ

おぅっふ…想定外。2,3人はおるじゃろ~と思ってたのに。いきなり心細いよ!
受付の人に初診ということを伝え、何やら用紙に記入することに。
病院とかでもよく書くやつですね。それに産婦人科的質問がプラスされてました。
受付の人に渡すと「ご小水を採ってきてくださいね」と言われ、
「ご小水ってなんぞ?」と思ってたら「トイレはそちらですので」と言われて、
「あー、なるほど○検査のことか。産婦人科は洒落オツな言い方するのね。」と思いながらトイレに向かうのでした。
しかし問題が。来る直前に会社のトイレで既にスッキリしてきてしまったのです。ピンチ。
ああああああ出る気がしねええええええと思いながら腰掛けたら、

普通に出ました(汚い)

どうやらこの日の私はトイレが近かったようだ。紅茶のせいかな?
無事、採取できたのでトイレ脇の小窓に預けて待合室でテレビを観戦。
every.やってた。内容は覚えてない。

少し待つと天井のスピーカーから
「○○さーん、問診室へお入りください」という放送が。
はぇー…呼び出し方もハイテクですなぁ。

問診室入ると女性の看護師?さん。わ、若い!
産婦人科ってもっとこう、ベテランのおじいちゃん先生っていう勝手なイメージがあったから
先生のあまりの若さにビビリました。たぶん20代後半~30代前半くらいだと思ふ。
そしてその先生とても気さく~。喋りやす~い。
「この日とこの日に被らないようにしたいんです~」って言うと、
「うんうん!ここからここまででいいかな?」みたいな感じ。友達か~。
どうやら女性看護師さんはこれから診察してくれる先生への情報伝達係りなのかなと思います。
色々質問されて外で待つ事に。天井のスピーカーからはクラシックが流れてました。素敵。
外で待っている間、自分のほかに2人女性がいらっしゃった。ヒトリジャナカタヨー
数分後に部屋の中から
「○○さーん、3番の診察室へどうぞー」って聞こえて「あ、今度はスピーカーじゃないのね」と思いつつ入室。

はい!やはりね!先生はおじいちゃん先生でした!まさにイメージどおりのおじいちゃん先生…。
こちらの先生もね~近所のおじいちゃんみたい(良い意味)で話しやすかった。
ロッキンの日も被らないようにして欲しいなぁと言おうとしたところ、
「あんま先の話はしないんだよ~次ぎ来たとき聞いてやっから~」と言われてスンっとなりました。
なので次の診察の時に言おうと思いまする。
診察も終わり帰ろうとしたところ、
「血液検査すっから外で待っててね」と。

血液検査?血採られる?注射????

ワタクシの会社、健康診断はあるのですが30歳になるまで血液検査がないのですよ。
だから最後に注射したのが遠い昔…記憶にないくらい前なのです。(確か高校生でインフルの予防接種受けて以来)
注射自体そんなに苦手ではないけれど、やっぱり針が腕に刺さる感覚が何とも気持ち悪いんだよなぁ…
「全然ビビッてない。注射とか余裕だし。」と外面だけは余裕ぶっこいてたんですけど、
例の場内アナウンス「○○さーん、問診室へどうぞー」の問いかけに対し返事をした自分の声は裏返ってなかったかしら。

最初に話し聞いてくれた看護師さんが採血してくれて、
「どっちの腕が血管出やすいかな~」と。
う、うーん最後に注射したのがいつだったかも覚えていないのですが…
とりあえず握力が強そうな左腕にしてもらいました。
「親指内側に入れて握っててねー」と言われたもんで、そりゃあもう
手のひらの中に爪の痕が深々と残るぐらいには強く握り締めました。
ええ、ビビッてますとも。だって注射怖いもん。
注射慣れしてないからかどうなのか、針を刺される瞬間と自分の体から血が抜かれていく様をまじまじと見つめておりました。
「え?ちょっと抜きすぎじゃない?どんだけ血液持っていかれてしまうん??」と思ってたら、
ちょうど注射器1本分くらい持ってかれました。そんなもの?てか血って赤いね。怖いね。

血液を抜かれたところで今度こそ終了。
次の生理が来て2,3日目にまた来てねと言われました。
処方された薬が、
①生理を遅らせると思われる薬×1種類(ピルではなさそう?)
②胃薬×3種類(大嫌いな漢方薬があったよ!)
どうやら副作用とかで具合が悪くなる事があるとか…ヒェッ
気持ち悪くなったら胃薬飲んでくださいね~って言われたけど、
(慣れない漢方飲んだらもっと具合悪くなってまう…)とは言えず、
どうか副作用が出ませぬようにと祈りながら帰りました。
自分が思うに「副作用出るよ~」って言われると身構えるのですよ。
「あれ、なんか気持ち悪いかも…?」って一度考えるともう大変。
「あ、これ副作用か?あー気持ち悪い。副作用だよー。」って思い込んでしまって
結果的にホントに副作用なんだかよく分からないけどとりあえず気持ち悪い
っていう状態になってしまうのです。(なんか今日胃がむかむかする。おやつ食べてる場合じゃないね。)
だから「思ってたほど気持ち悪くないかも?」って考えると本当に気持ち悪さが
軽くなってくるんですよね~。暗示?人間のカラダって不思議だな~。

しかし初めて産婦人科に行きましたが、
自分が思っていたよりもオープンな場所なのですね。
職場近くに良い産婦人科があってよかったよかった。
無事にライブ月間に被らない事を祈る!
(お昼にセブンで買った「メープルシロップくるみ」がうまい…うまいぞぉ…)