わらじ多過ぎ問題

J事務所の沼にハマり続けるオタク

一年

 

東日本大震災から今日で一年です

私はその時ちょうど高校の授業中でした

2階の教室からグラウンドに避難をして家族と連絡を取ろうとしたのですが

回線が込み合っていて繋がらず、30分くらい何度も何度も書けなおし

ようやく家族の無事を確認することができました

家に帰る途中、道路沿いの道の家の瓦が落ちていたり

道路が陥没していたりと本当に今日本に何が起こっているのか分からない

といった感じでした

車のラジオで

「同県でも死者が出ました」

と聞いたときには本当に恐ろしかったことを覚えています

家に帰ると祖父母とも無事ですぐに父も帰ってきて姉も帰宅中、犬も

怖がってはいたけど家族全員みんな無事でした

家の中は想像していた通り、物が散乱していました

食器棚から食器が飛び出し一面ガラスの破片で埋まってたり

自分の部屋は本棚からすべて本が落ち、勉強机に乗っかっていた

ものもすべて飛び出しベッドや床に落ちていました

<現在の本棚>

これがどばーっ!と

一年前の今頃はまだライフラインが復活しておらず

真っ暗な部屋の中ろうそくとライトで過ごしてました

(ホントはろうそくは危ないんですね)

朝起きたら家の中は寒いので外で太陽の光を

浴びながらラジオで情報を集めていました

大体3~4日間は一日中こんな生活をしていました

地震発生から3,4日後に電気が復旧して

その2,3日後に水道が復旧しました

だから今こうして普通の生活を送れているということが

本当に幸せなことなんだなと思います

いつまた大きな余震がくるのかも分からず

毎日不安な日々を過ごしていました

一か月後には電車も復旧し普通に学校にも通えるようになりましたが

友達と会えた嬉しさの反面、家の心配もありました

また学校にいる間に大災害が起きたらどうしようという思いばかりで

授業中に一斉になる緊急地震速報が少しトラウマになりました

私は恵まれています

家族も家も友達も故郷もみんな無事です

少し生活が不便になっただけで生きています

未だに行方不明となっている方はたくさんいます

どうか早く見つかって家族の元に帰ることができますように

そしてお亡くなりになった方々が安らかに眠ることができますように